パキスタン製革工場協会、政府にVAT政策の実施を禁止するよう警告

　革業界が金融難に直面していることを受け、パキスタン製革工場協会（PTA）は政府に対し、自国の革製品業界に付加価値税（VAT）政策を実施しないよう警告した。同国政府は世界銀行の指示に従い、上記業界へのVAT（付加価値税）政策を検討しているという。

パキスタン製革所協会（PTA）のグルザル・フィロズ会長はこのほど開かれたPTA会議で、皮革業界の輸出額が29%減少したと明らかにした。彼はパキスタン国立銀行に提案へのフィードバックを呼びかけ、皮革輸出額の低下を抑制するための援助を提供した。