ベトナム：繊維業界の受注が完全に枯渇し生産が続かない

現在、ベトナムの紡績服装業はまだ新型コロナウイルスから抜け出せていない。下流の需要が不安定なため、現在の紡績業の注文はまだ短い。ベトナム工業貿易省のデータによると、今年1～8月、ベトナムの織物衣料の輸出額は前年同期比11.6%減の196億ドルだった。

例年、紡績業は来年上半期の注文を受け始めているが、現在の注文は最長で1ヶ月から1週間しかない。一部のメーカーの9月の注文は前年同月比40～50%減少し、今年の残り時間から2021年までの注文は最終的に確認されていない。

現在、欧米と日本の3つのベトナム織物衣料の輸出先の消費者信頼感は非常に低迷しており、ベトナム繊維企業に大きな圧力をかけている。ベトナムの国家紡績服装集団は、今年のベトナム紡績企業の売上高が20%減少すると予想している。

現在まで、ベトナムの紡績企業は第4四半期の受注がほとんどなく、工場の生産計画の手配が非常に困難であった。マスク価格の下落に伴い、生産は元本を守るしかなく、各企業は自助努力をしている。

2019年、ベトナムの紡績アパレル企業は約6800社で、輸出は328億5000万ドルで、前年同期比7.8%増加した。